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漆喰の耐用年数と修理・交換費用

漆喰とは、石灰を主成分として作られた古くからある建材で、瓦と瓦の隙間を埋めたり、瓦そのものがずれないように押さえる役割があります。

さらに、雨水が内部に浸入するのを防ぐ効果もあるので、屋根材に瓦屋根を使用している場合は漆喰のメンテナンスも大切です。

漆喰の修理や交換費用は、足場なしでおおよそ10~20万円です。

漆喰の修理や交換費用


漆喰の修理や交換費用は、足場なしでおおよそ10~20万円です。
※足場代が別途かかることがございます

漆喰と耐用年数


屋根に使用される漆喰の耐用年数は、15~20年程度です。

瓦屋根の場合、瓦の種類によっては50年程の耐久性を持つものもありますが、漆喰は紫外線や雨風の影響を受けて劣化していくため、定期的なメンテナンスが重要になります。

漆喰の修理・交換が必要な劣化症状

漆喰にひび割れや欠損がある場合は、漆喰の修理・交換が必要です。

漆喰は年月の経過とともに硬度を増す性質を持っており、柔軟性が低下してくると振動などの影響によってひび割れを起こしやすくなります。そして、ひび割れが進行すると漆喰が欠けてしまい、欠けた部分から屋根材内部に雨水が入り込む恐れがあります。

また、瓦がズレている場合も漆喰を劣化させる原因となります。漆喰が劣化すると、さらに瓦がズレたり、抜け落ちたりするため、結果として漆喰の劣化と瓦のズレを繰り返すことになってしまいます。

ただ、漆喰の劣化症状を確認するのは困難なので、耐用年数を考慮しながら業者に調査してもらうのが理想的です。自分で屋根に登ってチェックするのは非常に危険ですので、絶対にやめましょう。

漆喰の修理方法

基本的に漆喰を修理・交換する際は、既存の漆喰を全て撤去して新たな漆喰を施工し直す方法になります。

ただ、劣化状況によっては、棟瓦取り直し(積み直し)工事を行うケースもあります。取り直し(積み直し)工事とは、棟瓦と呼ばれ瓦屋根の一番高い位置にある部材を取り外してから新たな漆喰を施工し、再度棟瓦を積み直す修理方法です。

また、瓦や下地の劣化が進んでいたり、雨漏りも発生している場合は漆喰修理だけではなく、瓦屋根全体の修理や交換も必要になる可能性が出てきます。そうなると費用も高額になるので、状況が悪化する前に漆喰の修理・交換を行うことが大切です。

漆喰を修理するときの流れ

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