Loading...

凍害による屋根への被害とは?起きやすい条件や予防策

冬場になると「屋根材が割れた」「雨漏りしている」という相談が増えます。これは凍害による被害の可能性が考えられます。

凍害とは、屋根内部に入り込んだ水分が凍って膨張し、素材を内側から押し上げてしまう現象です。凍結→膨張→溶ける→凍結→膨張…と繰り返すことで、やがて屋根材が割れて破壊されてしまいます。

凍害は屋根材や下地材の腐食にも繋がりますので、早期の発見・対処が大切です。今回は凍結が起こりやすい条件や修理方法などについて解説いたします。

凍害が発生する原因

凍害は、細かなひび割れや隙間から入り込んだ水分が原因で発生します。

雨や雪解け水が屋根内部に浸入すると水は気温が下がる夜間に凍り、翌日には溶けてまた夜間に凍るというサイクルが繰り返されます。

水は凍って氷の状態になると体積が大きくなるため、水分が凍る→膨張する→内側から屋根材が押し上げるといった状況が続くと、最終的に屋根材の割れや反りなどを引き起こしてしまうのです

また、凍害は必ずしも寒い地域だけの現象ではありません。比較的、温暖な地域でも日当たりや急激な冷え込み、朝晩の温度差が激しい状況が続く等の条件によっては水分が凍ったり溶けたりを繰り返し、凍害が発生する可能性があります。

特に、吸水しやすい素材を使用している建物や、劣化が進行して防水機能が低下している場合は凍害のリスクが高まるため注意が必要です

凍害が起きやすい条件

次のような場合は凍害が起こりやすい傾向にあります。

朝晩の寒暖差が激しい

氷点下が続くよりも、日中に温かく、夜間に気温がマイナスまで下がるような寒暖差が激しい地域は凍害が発生する可能性があります

前述したように凍害は水が凍ったり、溶けたりを繰り返すことで発生するため、このような地域では夜間に凍る・日中に溶けるというサイクルが起こりやすく、屋根材の劣化や破損が進行しやすいと言えます。

日当たり・風通しが悪い

特に北側の日が当たりにくい面や風通りが良くない場所は、屋根に付着した水分が乾きにくく、濡れている時間が長くなります。

水分の滞留時間が長いとその分、屋根内部に水分が入り込むリスクが高まり、結果として凍害に繋がる可能性も高まってしまいます。

屋根材が吸水しやすい・劣化している

屋根材にさまざまな種類があり、それぞれ防水性や耐候性が異なります。そのため、吸水しやすい素材を使用している場合は注意が必要です

また、劣化が進んで亀裂や隙間が生じていたり、塗膜による防水性が低下している屋根材も、水分を含みやすく凍害が発生する恐れがあります。

特に建材同士の接合部や釘穴・ビス周り、板金周辺などは水分が浸入しやすい箇所となるため、劣化がみられる場合は適切な修理が必要です。

凍害を放置する危険性

凍害を放っておくと次のような被害に繋がります。

屋根材の破損

凍害は屋根材の欠け、割れ、膨れ、剥がれなどを引き起こします。屋根材の破損は美観が損なわれるだけでなく、屋根を保護する機能も失われ、雨風が屋根内部に入り込んでしまう事態に繋がります。

雨風が浸入すると屋根材や下地材の劣化、木材や鉄部の腐食、雨漏りなどの被害に発展します。

さらに、屋根が脆くなっていると地震や台風の発生時に屋根材や板金が落下したり、飛んで行ってしまう恐れもあり、大きな事故やケガを招いてしまう危険性もあります。

建物への影響

凍害によって屋根内部の防水材や下地が傷むと、天井材や柱、外壁内部など建物全体に水分が回ってしまい、やがて雨漏りに発展します。

雨漏りは木材や鉄部の腐食、カビやシロアリの発生、建物の耐震性低下などの二次被害をもたらす非常に危険な症状です

被害が拡大すると屋根材・外壁材の張り替えといった大規模な工事が必要になるケースもあるため、状況が悪化する前にしっかりと点検・メンテナンスすることが大切です。

凍害を防ぐ対策法

凍害を防ぐ為に、以下の点をチェックしてみるようにしましょう。

定期的な修理で水が浸入しないようにする

第一に凍害は水分が原因なので、まずは水が入り込まないように対策することが重要です

屋根材同士の接合部や板金周辺には、シーリングと呼ばれるゴム状の部材が施されています。シーリングには建材同士の隙間を埋めて水分の浸入を防ぐ役割があるため、シーリングの剥がれや割れが発生している場合は早めに修理することが肝心です。

また、定期的に塗り替えを行って防水性を維持したり、屋根材の欠けや割れを修理することもとても大切なポイントです。小さな破損だとしても放っておくと症状は悪化していくため、劣化部分から水分が浸入する前に対処するようにしましょう。

吸水性が低い屋根材を使用する

凍害対策として吸水性が低い屋根材を使用することも効果的です。

屋根材にはスレートや瓦、アスファルトシングルなど多くの種類がありますが、その中でも金属製の屋根は水分を吸水しない特徴があります。

現在、屋根材として主流となっているガルバリウム鋼板は金属製なので水を含まず、サビも発生しにくいメリットがありますので、凍害が気になる方は新築やリフォーム時に採用するのもおすすめです。

凍害が起きたときの修理方法

凍害の修理方法は被害状況によって変わってきます。どのような修理方法が最適なのかをしっかりと見極めることが重要です。

部分的な差し替え

凍害による被害が小規模で、屋根材の割れや反りが発生している場合は、部分的な差し替えで対応可能です。工期も短縮でき、コスト面でも負担が少ないという利点もあります。

差し替えにかかる費用は屋根材や範囲によっても異なりますが、4万円~20万円程度が相場となります。

屋根の葺き替え

屋根全体に破損が起きていたり、水分に浸入によって下地材や防水シートまで影響が及んでいる場合は、屋根の葺き替えを行うのが一般的です。

葺き替えとは、屋根材を撤去して下地を補修してから、新しい下地材や屋根材を設置する工事方法です。屋根リフォームの中では最も高額なりますが、屋根全体を一新できるため、耐久性や防水性を高められるメリットがあります。

葺き替えの費用は使用する屋根材によっても変動しますが、12,000円/㎡~が相場です。また廃材処分費に別途20万円程かかります。

まとめ

凍害は寒さだけが原因ではなく、水が凍結・融解を繰り返すことによって発生します。小さな劣化部分から水が染み込んで凍害に繋がるケースもあるため、早期の発見・対処が重要です。

凍害を放置していると屋根全体の耐久性が低下するだけでなく、建物を支える柱や外壁などにも被害が及び、雨漏りに発展する恐れもあります。雨漏りはカビやシロアリの発生、木材の腐食、耐震性の低下などの二次被害を招く非常に危険な症状です。

屋根の状態をご自身で確認するのは難しいかと思いますので、まずは定期的な塗り替えや修理を意識し、専門業者による点検を受けるようにすることが大切です。

スタッフお気軽に
お問合せください!

最新情報

お客様の声満足度96.0%!
お客様の声

▼

お問い合せはこちら

お急ぎの方!お電話の方が早くご案内できます!
通話無料電話受付 9:00~18:00
メールでは365日24時間受付中です!
お問い合せ