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ファイバーグラスシングル「リッジウェイ」の特徴

リッジウェイは、ファイバーグラス株式会社のオリジナルブランドで、スレート屋根や金属屋根にはないデザイン性を持っています。

さらに、リッジウェイに採用しているファイバーグラスシングルは、優れた特性と機能美で世界中で愛されており、日本の住宅をより豊かなものにしてくれます。

リッジウェイとは

リッジウェイは、旭ファイバーグラス株式会社によって開発された製品で、屋根材の種類としてはアスファルトシングルと呼ばれるものになります。

アスファルトシングルは100年以上の歴史があり、北米で80%以上のシェアを誇る最もポピュラーな屋根材です。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、カバー工法の際に使用されることも多く、国内でも少しずつ人気が高まってきています。

また、リッジウェイはガラス繊維補強されたアスファルト基材が2層構造となっており、1層目をくし形にすることで、2層目が表れる仕組みになっています。

これにより段差を生み、陰影のある重厚感のある雰囲気を醸し出せます。

洋風な住宅はもちろん、日本の住宅にもしっかりと調和し、長期的に美しいデザインを楽しむことができます。

リッジウェイの特徴

リッジウェイの特徴として「高いデザイン性」「優れた数々の特性」「軽量設計」といった点が挙げられます。

特徴1.お洒落で美しいデザイン

リッジウェイは、独特な2層構造とランダムな粒状彩色石によって美しいグラデーションを表現し、さらに立体感のある陰影を演出することで、個性豊かで深みのあるデザインを実現しています。

表面の石には、陶器瓦のように焼き付け塗装がされており、色が長持ちする特徴があるので、新築のような風合いを長く保つことも可能です。

また、棟や谷部分にも同じ材質のシングル材を使用しているため、統一感があり、高級感もあふれる仕上がりになります。スレート屋根や金属屋根とは違い、リッジウェイは柔らかい材質なので、自由度の高いデザイン設計ができます。

特徴2.優れた数々の特性

リッジウェイは、建築物としての屋根の役割、生活空間としての屋根の性能、街の風景としての屋根の表情を追求した屋根材です。

また、建物の中でも、特に屋根は雨風や紫外線、地震などあらゆる影響を受けやすい部位となり、リッジウェイは屋根材の要求される数々の特性を兼ね備えています。

■耐風性
アスファルトシングルが強風に弱いイメージがあるかと思いますが、リッジウェイの場合は標準仕様で風速38m/s、強風仕様で風速46m/sでも浮きや剥がれは発生しないという実験結果が出ています。

※強風地域・場所では強風仕様での施工を推奨。

■防火性
リッジウェイは飛び火試験により、高い防火性を証明しています。飛び火試験とは、送風機で風を送りながら、屋根材の上で火種を30分間燃やす試験です。

また、試験認定品になるので、防火・準防火・第22条地域でも条件によっては施工が可能です。さらに天井材の条件に適合すれば、準耐火構造にも使用できます。

■耐衝撃性
リッジウェイは柔らかく、割れにくいため、屋根の上を歩いた時や飛来部が当たった時などに屋根材が割れてしまう心配がありません。

さらに、弾性アスファルト基材が衝撃を吸収するので、雨音の軽減も期待できます。

■防水性
スレート屋根やガルバリウム鋼板などの屋根材は、固定する際に釘やビスなどを使用するため、釘穴から雨水が浸入する可能性が少なからずあります。

ですが、リッジウェイのようなアスファルトシングルの場合は、専用の接着剤で貼り付けて固定していく方法を用いるので、釘穴から雨漏りが浸入するリスクを減らすことが可能です。ただし、全く釘やビスなどを使用しないという訳ではありません。

特徴3.地震に強い軽量設計

リッジウェイは非常に軽量で、瓦の約1/4、化粧スレートの約1/2の重さになります。屋根の重量が軽ければ建物への負担も軽減できるため、耐震性の向上にも繋がります。

また、地震の発生時には、軽い屋根ほど建物に与えるダメージが少ないことが証明されています。

例えば、瓦屋根のような重さのある屋根材では、建物の重心が高くなるため、地震の揺れを増幅させてしまうデメリットがあります。

反対に、軽量な屋根材の場合は重心が低くなり、建物全体のバランスが良くなるので、大きな揺れにも持ちこたえることが可能です。

さらにリッジウェイは軽量ということだけではなく、地震時に割れや剥がれによって屋根材が落下する心配も少ないです。

リッジウェイを使用する時の注意点

リッジウェイはデザイン性が高く、性能にも優れている屋根材になりますが、注意点やデメリットもあります。

石落ち

リッジウェイの表面に施されている彩色石が剥がれ、雨樋や軒などに石が落ちてしまうケースがあります。

彩色石には「製品の特徴的な外観・風合いを得る」「下地アスファルトを直射日光、飛来物、雨等から守る」という機能があり、これらの機能を果たすために、元から多めに添付していることが理由です。

石落ち自体は製品の異常ではないので問題ありませんが、落下した石によって雨樋を詰まらせたり、建物周辺の美観が損なわれる可能性がデメリットとして考えられます。

耐藻性

耐藻性に関しての保証は行っていません。理由は、施工する地域や屋根の勾配、方位、周辺の環境などによって、藻の発生状況が大きく異なるからです。

降雨時等の色水

降雨時等に、リッジウェイを施工した屋根から薄い褐色の水が流れ出ることがまれにあります。

これは、リッジウェイ表面からアスファルト由来の成分が一部、雨水に溶けだしたものになります。衣類や建物に付着すると、汚れの原因になるため注意が必要です。

カラーバリエーション

リッジウェイはカラーバリエーションは5種類で、建物の雰囲気や街並みに合わせて好みの色を選ぶことができます。



カバー工法でリッジウェイを施工する時の流れ

以下はカバー工法でリッジウェイを施工する時の一例です。既存の屋根材の状態によって、工事の流れは変わります。

保証期間

メーカーによる保証期間は10年です。適用条件は以下の通りです。

・所定の手続きを経て、旭ファイバーグラスの保証書の発行を受けている
・旭ファイバーグラスが発行するマニュアルに沿った工法で施工されている
・製品製造上の瑕疵が確認されている

保証は新築または葺き替えで適用されるため、カバー工法は対象外となります。

また、保証は生じた損耗部分を限度として、不具合の起きていな部分と同程度の性能まで修復することを前提としています。初期性能を保証期間、維持することを保証しているものではありません。

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